サイバーセキュリティー商社のマクニカホールディングスは10日、人工知能（AI）の導入を検討する企業向けに体験プログラムの提供を始めると発表した。同社が代理店契約を結ぶエヌビディアのソフトウエアを提供する。国内ではAI導入を検討しても本格的な導入に至らないケースが多く、実際の利用に近い環境を用意して意思決定を促す。
マクニカＨＤは5月10日、「ＮＶＩＤＩＡ ＡＩ Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ」をはじめとする最新のエヌビディアソフトウェアプラットフォームを導入前に事前検証する「ＡＩ ＴＲＹ ＮＯＷ ＰＲＯＧＲＡＭ」を構築、提供開始すると発表した。半導体株の上昇基調が鮮明となるなか、マクニカＨＤの事業拡大への期待が改めて膨らみ、買いが集まったようだ。